小口の家(2010)|那珂川町

那珂川沿いの丘陵に建つ住宅である。
住まいては首都圏に居住するが、数年先のリタイヤ後の住まいとして、自然豊かな場所での暮らしを構想した。農地と山林が混じり合うなだらかな里山の尾根沿いの道路から南西への斜面に立地している。
斜面に沿うように3つのレベルを設定し、上から順に寝室、ダイニングキッチン、ひろまのエリアとしている。あえて玄関を配して、パーゴラの下を通りながら降りて、ダイニングレベルに直接入れるようにし、ダイニングの奥にキッチン、その奥に奥様のアトリエスペースを設けている。広間の中央部はたたみスペースとしてその周りの空間をその時々に応じて使い分けられるように考えている。
総じて、コンパクトな室内を区切らずに様々な性格を持った場所をそこここに配して、室内での生活を自在に楽しめる住まいとなっている。

竣工年 | 2010年
所在地 | 栃木県那須郡那珂川町
用途 | 一戸建て住宅
規模・構造 | 地上1階建 木造
施工 | 笠井建築事務所
敷地面積 | 974.03㎡
建築面積 | 94.54㎡
延床面積 | 81.59㎡